圧倒的な存在感に、多くの子どもや指導者、保護者が目を輝かせた。みんなきっと、ワールドカップがより一層楽しみになったことだろう。
8月18日、熊本県の国立阿蘇青少年交流の家で開催された「SEINANラグビーマガジンCUP 第46回九州少年ラグビー交歓会」で、ラグビーワールドカップの優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が展示された。これは、9月20日のラグビーワールドカップ日本大会開幕に向け、全国12開催都市などをめぐる“トロフィーツアー”の一環として実施されたものだ。
この日は大会に出場した全33チームがトロフィーとともに集合写真を撮影したほか、応援にかけつけた保護者やチーム関係者も間近で見入ったり、記念写真を撮ったりするなど、貴重な時間を過ごした。ウェブ・エリス・カップに直接触れることができるのは、ラグビーワールドカップの優勝チームなど限られた人だけ。そんな特別なトロフィーが醸し出す華やかなムードを体感できたことは、一生に残る思い出となったはずだ。
また大会の閉会式には、ラグビーワールドカップ2019日本大会の公式マスコットである「レンジー」と、熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」も来場。420人を超える少年少女ラガーがラグビーを通じて交流を深め、大きく成長を遂げた大会のフィナーレ、をおおいに盛り上げた。