ラグビーリパブリック

昨年トラブル起こした日本代表マフィ W杯後の来年1月に裁判所出頭へ

2019.08.14

レベルズでプレーしていた頃のマフィ(Photo: Getty Images)

 元チームメイトとのトラブルを解決するため司法機関に裁定を委ねるラグビー日本代表のアマナキ・レレイ・マフィの対審(法廷に出頭し、裁判官の面前でそれぞれの主張を述べること)の日程が、来年の1月27日に設定されたことが明らかになった。

 ニュージーランドの『オタゴ・デイリー・タイムズ』(電子版)が報じた。

 マフィは昨年7月、スーパーラグビーの試合のため、当時所属していたメルボルン・レベルズ(オーストラリア)の一員としてニュージーランドのダニーデンに遠征し、試合後、同じトンガ出身のロペティ・ティマニと酒の席で口論になり、暴行した疑いで一時身柄を拘束された。マフィは無罪を主張しているが、有罪になると最長5年の禁錮刑の可能性があるという。

 事件後、マフィは謹慎して日本代表の活動から離れていたが、ワールドカップイヤーの今年3月、トレーニングスコッドのキャンプに追加招集され、今夏のパシフィック・ネーションズカップではフィジー戦とトンガ戦にNO8で先発し勝利に貢献した。
 マフィはワールドカップの日本代表スコッドに入る可能性が高く、ダニーデン地方裁判所が対審の日程を来年1月にしたのは、9月20日から11月2日までおこなわれるワールドカップへの出場に配慮したとみられる。

Exit mobile version