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マコウ元主将「TEAM YOKOSO」入り。動画「How NOT to Drive in Japan」に笑顔。

2019.07.19

「TEAM YOKOSO」のメンバーたち。リッチー・マコウ元NZ代表主将、その中心。(撮影/松本かおり)



 ユーモラスなストーリーに、オールブラックスの優しさ、逞しさが描かれている。
 オールブラックスを厚くサポートするAIGジャパン・ホールディングス株式会社(以下、AIG ジャパン)が公開した、スペシャル動画「How NOT to Drive in Japan」の話だ。

 この秋に開催されるワールドカップには、世界中の旅行者が集まる。そんな祭典を控えたいま必要となるのが、受け入れる側も、来訪者も、互いに文化やルールの違いを理解しようとする精神だ。
 AIGジャパンは、双方の交流をサポートするプロジェクトを立ち上げた。その中のひとつとして作られたのが「How NOT to Drive in Japan」の動画。外国人旅行者に日本の交通ルールをユーモアたっぷりに伝えるものとなっており、そこに頼もしいオールブラックスの選手たちが登場する。

動画【How NOT to Drive in Japan

 7月18日には、「TEAM YOKOSO」の発足式が都内で開かれ、オールブラックスを率いていたリッチー・マコウ元主将も参加した。
 この「TEAM YOKOSO」にはマコウ元主将以外に、別府市長・長野恭紘氏、銀座久兵衛 三代目・今田景久氏、女優・すみれ氏、コメディアン・動画クリエイターのミスターヤバタン氏、駐日ニュージーランド大使館 公使のドミニク・ウォルトンフランス氏が名を連ねる。同チームは、この国が広く愛される理由のひとつとなっている「ようこそ」「おもてなし」の精神を広く発信していく。
 前出の「How NOT to Drive in Japan」も、その一環だ。

 さらに、AIG ジャパンはいろいろと仕掛ける。
「How NOT to Card」は、外国人旅行者が飲食店や宿泊施設、小売店などで言葉の壁にぶつかったとき、円滑なコミュニケーションをとれるようにするサポートするアイテムだ。
 会話がスムーズでなくとも言いたいことが伝えられるように、各シーンに合わせたフレーズが書いてあるカードセットを全国の飲食店、宿泊施設に30000セット配布予定。
 また、ウェブサイト検定「YOKOSO検定」も楽しい。日本人が日本と外国のルールやマナーの違いをどれくらい理解しているかを知り、もてなすためのノウハウも学ぶことができる。

Webサイト【How NOT to Card/ YOKOSO検定

 マコウ元主将は、「知らない土地に行けば戸惑うことも少なくない。お互いを理解し合おうとする気持ちが大事」と話し、動画に登場した選手たちについては「よく演じられていると思う」と笑った。
 ワールドカップの盛り上がりについては、「大会直前、そして始まってしまえばみんな熱中する」と成功に疑いがない考えを口にした。


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