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U20日本代表が連勝 U20ウルグアイ代表とのプールA首位争いを制す

2019.07.14

U20ウルグアイ代表戦で力走するHO原田衛(Photo: Brasil Rugby / Fotojump)

 ブラジルのサンジョゼドスカンポスで開催されている「ワールドラグビー U20トロフィー 2019」は、現地時間7月13日にプールステージ第2節の試合がおこなわれ、白星発進していたU20日本代表とU20ウルグアイ代表によるプールA“首位争い”対決は、46-31で日本が制した。

 先制したのはウルグアイだった。開始早々、ブレイクダウンのファイトで吠えたスカイブルーの若人たちは、日本にプレッシャーをかけ続け、前半5分、NO8がピック&ドライブでインゴールに突っ込んだ。

 しかし日本は16分、敵陣深くに入り、背番号7をつけたキャプテンの福井翔大が切り込み、オフロードパスをもらったHO原田衛がゴールラインを越え、流れを変えた。

 ウルグアイは反則が多く、23分にはハイタックルをした選手が10分間の退出を命じられる。すると日本はその2分後、ゴール前のスクラムで7人のウルグアイFWを押し崩し、ボールを手にしたSH田村魁世が相手9番をかわしてゴールに持ち込み、勝ち越した。

 日本は30分にもゴール前スクラムで圧倒し、FLハラトア・ヴァイレアがファイブポインターとなった。
 33分にはWTB山口楓斗が自陣から快足を飛ばして大きくゲインし、サポートしたFLヴァイレアが連続フィニッシュ。

 前半終了前にウルグアイにトライを許したが、26-14とリードして折り返した。

 日本は後半の立ち上がりがよく、42分(後半2分)に連続攻撃を福井キャプテンが完成させると、45分にはHO原田がディフェンスを破って抜け、パスをもらった福井がゴールに持ち込み点差を広げた。

 その後、ウルグアイに2トライを奪われ14点差に詰められたが、日本は63分と69分にSO福山竜斗がPGを決めてセーフティリードを保ち、終盤にモールで押し込むなど食らいついたウルグアイを振り切った。

 2勝0敗となったU20日本代表は、現地時間17日におこなわれるプールA最終戦でU20ケニア代表と対戦する。

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