7月9日からブラジルで開催される「ワールドラグビー U20トロフィー 2019」へ向け、日本ラグビー協会がU20日本代表のメンバーを発表した。
今年3月のパシフィック・チャレンジ、4月、5月のオセアニアラグビーU20チャンピオンシップを経験したメンバー以外に、タレント発掘を進めるTIDキャンプなどを経て新たなメンバーも加わり、高校生のLO松本光貴(明治大学付属中野八王子高校)、FL/NO8奥井章仁(大阪桐蔭高校)も選出された。
水間良武監督はメンバー選考について、「まずはしっかりと肩を当てたタックルができる選手、次にボールをスペースに運ぶスキルが発揮できる選手、そしてフロントローはスクラムが強い選手を選考基準にした」とコメント。オセアニアラグビーU20チャンピオンシップから9人の選手が入れ替わっているが、「チームとしてすることは変わらない。全員がオプション、脅威になりボールをスペースへ動かすプレーをし、選手自身、そして見ている方々がワクワクできるラグビーに磨きをかけていく」と述べた。
20歳以下世代のセカンドグループに属する代表チームが競う「ワールドラグビー U20トロフィー」には8チームが参加し、優勝したチームは最高峰の「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」に来季昇格となる。
組分けは当初の発表から変わり、日本は、初出場の開催国ブラジル、南米予選を制したウルグアイ、アフリカ予選で10年ぶりに切符を獲得したケニアと一緒のプールAで競う。プールBはカナダ、トンガ、ポルトガル、香港。現地時間7月21日に順位決定戦がおこなわれ、各プールの1位同士が優勝・昇格をかけて対戦する。
<U20日本代表 遠征メンバー>
【HO】
岡輝剛(関東学院大学)、西山大樹(流通経済大学)、原田衛(慶應義塾大学)
【PR1】
紙森陽太(近畿大学)、吉川豪人(流通経済大学)
【PR1/PR3】
田嶋グン(釜石シーウェイブスRFC)
【PR3】
辻村翔平(近畿大学)、前田翔(東海大学)
【LO】
小池隆成(東海大学)、松本光貴(明治大学付属中野八王子高校)
【LO/FL】
梁本旺義(同志社大学)、山本秀(近畿大学)
【FL/WTB】
ハラトア・ヴァイレア(日本体育大学)
【FL】
福西隼杜(京都産業大学)
【FL/NO8】
奥井章仁(大阪桐蔭高校)、丸尾崇真(早稲田大学)
【NO8】
福井翔大(主将/パナソニック ワイルドナイツ)
【SH】
田村魁世(同志社大学)、友池瞭汰(専修大学)
【SO】
青木拓己(大東文化大学)
【SO/CTB】
福山竜斗(近畿大学)
【CTB】
長田智希(早稲田大学)、日下太平(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
【CTB/WTB】
福士萌起(関東学院大学)、和田悠一郎(同志社大学)
【WTB/FB】
稲吉渓太(同志社大学)、山口楓斗(同志社大学)
【FB】
河瀬諒介(早稲田大学)