ジャパンラグビートップリーグのNTTドコモレッドハリケーンズは6月21日、大阪におけるスポーツ・ラグビーを通じて大阪の魅力・ブランド力を高め、大阪府内のラグビー普及およびラグビー文化醸成に向けて、公益財団法人大阪観光局と提携協定を締結したと発表した。
国内外から観光客の来阪目的におけるラグビー観戦割合の増加、レッドハリケーンズの認知・観戦客・ファン拡大等を通じて、ラグビーを観戦する文化の醸成を目指すとともに、ラグビーワールドカップ2019日本大会終了後に高まることが予想されるラグビー人気を一過性のものとせずに、レガシーを継承する取り組みついても相互協力するという。
また、レッドハリケーンズ所属で、ラグビーワールドカップ2019の日本代表候補であるヴィンピー・ファンデルヴァルト選手が大阪観光大使に就任することも決定。海外出身選手目線での大阪の観光(食べる・見る・遊ぶ・買う等々)を紹介するとともに、スポーツを含めた大阪の魅力を国内外へ幅広くPRし、大阪観光のイメージアップに貢献したい考えだ。
そのほか、レッドハリケーンズに所属する外国人選手(現在、8か国・15人)から母国をはじめとする海外観光客へ大阪に関するメッセージ動画を作成し、サイト等で情報を発信する。
また、アジア地域から18歳以下のラグビーチームが来阪した際、レッドハリケーンズ選手によるラグビークリニックの実施および大阪府内のラグビースクールとの対外試合をサポートし、アジア地域へのラグビー普及、レベルアップに協力する。
さらに、海外からの観光客の来店が多い「株式会社ハブ 北新地店」をレッドハリケーンズ旗艦店とする契約を締結。レッドハリケーンズのアウェイゲーム時などに大阪観光局と連携して集客を図り、大阪のスポーツチームの認知、スポーツファン拡大に寄与するとのこと。