スーパーラグビーはプレーオフの戦いに突入し、6月21日にニュージーランドのクライストチャーチ(オレンジセオリー・スタジアム)で、レギュラーシーズン1位のクルセイダーズと同8位通過のハイランダーズが対戦。同国南島に本拠地を置くライバル同士の準々決勝第1試合は、大会3連覇を狙うクルセイダーズが38-14で勝った。
前半は2トライずつ挙げ、17-14、クルセイダーズが3点リードで折り返した。
競っていたハイランダーズだが、45分(後半5分)、FLリアム・スクワイアが危険なタックルで10分間の退出を命じられ、流れはクルセイダーズに傾いた。数的有利となった赤いジャージーのディフェンディングチャンピオンは48分、ドライビングモールでゴールラインを割り、55分にもゴール前ラインアウトから攻め込み、PRマイケル・アラアラトアがトライゲッターとなって点差を拡大。69分にはWTBジョージ・ブリッジのチップキックからSOリッチー・モウンガがフィニッシャーとなり、後半はハイランダーズに得点を許さず、準決勝進出を決めた。
準々決勝残り3試合の組み合わせは以下のとおり。
■ジャガーズ(アルゼンチン) vs. チーフス(ニュージーランド)
■ハリケーンズ(ニュージーランド) vs. ブルズ(南アフリカ)
■ブランビーズ(オーストラリア) vs. シャークス(南アフリカ)