6月12日、日本ラグビー協会は同協会内で理事会を開き、新理事候補24人を決定した。
日本協会は今月が役員の改選。現在まだ「候補」である新理事は29日の評議員会で決定し、同日の臨時理事会において、会長、副会長といった役職が決まる。
新たに就任する理事は11人と、大幅な入れ替え。一部報道で規約との整合性が取り沙汰されていた、70歳を越える理事はゼロとなった。
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新任理事には、前ヤマハ発動機監督の清宮克幸氏、元早大監督の中竹竜二氏、大阪大非常勤講師で「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美氏ら。女性理事は新任、再任合わせて5人となり、現陣容の2人から数を増やした。
会長就任となることが確定視されるのは「ヒゲ森さん」こと森重隆・現副会長（福岡高ー明大ー新日鉄釜石ー森硝子。現・九州協会会長）。明大では1年時から出場、新日鉄釜石では未だ日本選手権の連覇記録（タイ）である７連覇を支えた（森氏は４連覇までプレー）。現役時代のポジションはCTB。日本代表キャップ27。2015年から、日本協会副会長、九州協会会長を務める。
会長就任の暁には、福岡から都内に生活拠点を移して任に当たる。
「協会関係者はもちろん、メディアの皆さんともコミュニケーションをとってやっていきたい。大きなテーマは国際競争力をつけること 。2年間、死ぬ気でやります」と意気込みを語った。
■2019年度、2020年度 理事・監事候補 （五十音順）
★は新任／氏名／満年齢／現役職等
理事候補
浅見 敬子 42 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
★石井 淳子 61 公益財団法人全日本柔道連盟 理事
稲澤 裕子 60 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
岩渕 健輔 43 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
★清宮 克幸 51 前ヤマハ発動機ジュビロ監督
久木元 孝行 65 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事（九州協会理事長）
★齋木 尚子 60 前外務省研修所長
★境田 正樹 55 弁護士、東京大学理事
★鈴木 彰 53 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会財務委員会委員長
★谷口 真由美 44 大阪大学非常勤講師
土田 雅人 56 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
★常深 伸太 64 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会事務局長
★中竹 竜二 46 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会技術委員会副委員長
中村 明彦 64 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
★浜本 剛志 62 関東ラグビーフットボール協会副会長
藤井 雄一郎 50 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
前田 直毅 57 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
松原 忠利 64 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事（関西協会理事長）
★水越 豊 62 ﾎﾞｽﾄﾝ･ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ･ｸﾞﾙｰﾌﾟ ｼﾆｱ･ｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ
森 重隆 67 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会副会長（九州協会会長）
山城 泰介 63 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事･会計役
山本 巧 55 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
★渡瀬 裕司 56 一般社団法人ジャパンエスアール CEO
渡辺 一郎 61 公益財団法人日本ラグビーフットボール協会理事
監事候補
坂井 秀行 69 弁護士
袖山 裕行 61 公認会計士
以上