ラグビーリパブリック

リコーにインド国籍の“秘密兵器”。クルセイダーズのベテランHOも入団決定。

2019.06.07

九州電力との練習試合でリコーのFBとして先発したキーガン・ファリア(撮影:見明亨徳)

 ジャパンラグビートップリーグチームのリコーブラックラムズが6月7日、2019年度の追加新入団選手2人を発表した。

 ひとりは、ニュージーランドのワイカト地方ハミルトン市内にあるアマチュアクラブ、ハミルトン・マリストでプレーしていたキーガン・ファリア。24歳のフルバックであるファリアは、リコーの練習生として6月1日におこなわれた九州電力キューデンヴォルテクスとの春季オープン戦に出場し、後半に1トライを挙げていた。神鳥裕之GM兼監督によると、「インド国籍です。ニュージーランドでラグビーを始め、U20ワイカトの経歴があります。秘密兵器」とのこと。

 もうひとりは、スーパーラグビーで最多9回の優勝を誇るクルセイダーズに2012年から在籍し、3連覇を狙う今年もフッカーのリザーブとして堅実な働きをしているベン・ファネル(29歳)。ニュージーランド国内大会ではカンタベリーの一員として6回の優勝に貢献してきた。元高校ニュージーランド代表。今年のワールドカップ後にパナソニック ワイルドナイツに新加入する世界最高峰ロック、サム・ホワイトロックのいとこでもある。

スーパーラグビー出場は通算90試合に到達しそうなベン・ファネル(Photo: Getty Images)
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