かつてサントリーサンゴリアスで活躍し、スーパーラグビーのサンウルブズでもプレーしたサモア代表のトゥシ・ピシが、日本に戻ってくる。6月4日、トップリーグへの再昇格を目指す豊田自動織機シャトルズが、2019年度新加入選手として、今月中に37歳の誕生日を迎えるピシを獲得したことを発表した。
スタンドオフ、センターとしてプレーするピシは、2009年度から2015年度にかけてサントリーに在籍し、2012-2013シーズンはチームのトップリーグ連覇に貢献してプレーオフトーナメントのMVPに選ばれた。
2016年には、日本に初めて誕生したスーパーラグビーチームのサンウルブズに加わり、中心選手のひとりとして11試合に出場。
その後、イングランドに渡り、ブリストル・ベアーズに3季在籍していた。
サモア代表としては昨年11月のテストマッチでもプレーして37キャップ目を獲得しており(ほかにパシフィック・アイランダーズで3キャップ)、今年の秋に日本で開催されるワールドカップにも出場する可能性がある。
豊田自動織機はピシのほかにもうひとり、2016年からブランビーズに在籍しているジョーダン・ジャクソンホープ(23歳)も獲得。元U20オーストラリア代表のジャクソンホープは、スタンドオフ、センター、フルバックをカバーできるユーティリティプレーヤーだ。