昨年10月の南アフリカ代表戦で首を骨折し、手術を受け長期リハビリを続けてきたニュージーランド代表60キャップ保持者のFLサム・ケインが、早ければ今週の試合で復活した姿を見せるかもしれない。
ニュージーランドメディアの『NZヘラルド』などが伝えたもので、同選手が所属するチーフスのコリン・クーパー ヘッドコーチが「サムは本当に順調に回復している。今週か来週に戦列復帰する可能性がある」とコメントしている。
スーパーラグビーで8年連続のプレーオフ進出を目指すチーフスは、5月18日にオークランドでブルーズと、翌週の24日には地元のハミルトンでレッズと対戦することになっている。
ハードワーカーでリーダーシップも強い27歳のケインは、ニュージーランド代表でも重要な選手のひとりで、約4か月後に開幕するラグビーワールドカップへ向けてフォームとフィットネスを取り戻したいところ。カムバックへの道は、肉体的なものよりも精神的な挑戦と認めていたが、驚異の回復で再びフィールドに立つ。