休日の銀座の一角がラグビーに染まった。
5月12日、銀座みゆき通りで、この秋、日本で開催されるラグビーワールドカップのPRイベントが開催された。
これは5月18日からチケットの第三次一般販売が開始されることに合わせたもので、大会組織委員会の嶋津昭事務総長、小池百合子・東京都知事も出席した。
冒頭、挨拶に立った嶋津事務総長からチケット状況に関して説明があった。180万枚の大会チケットのうち、すでに販売されたのは130万枚。18日から販売される分には、日本対ロシアの開幕戦や決勝戦も含まれており、「今からでもまだ買えます。ぜひ購入を」と呼びかけた。東京オリンピックのチケットも販売が始まったが、小池知事は「ぜひ両方買ってください」。会場12都市で連携し、素晴らしい大会にしたいと抱負を語った。
イベントには大会ドリームサポーターの伊藤華英さんと織田信成さん、大会アンバサダーの伊藤剛臣さんにタレントの武井壮さん、サントリーサンゴリアスから小野晃征さん、垣永真之介さんらが出席。パスやコンタクトプレーのデモンストレーションを実施。小池知事が武井さんとボールをパスする場面もあった。
武井さんは日本代表選手とも交流があり、「身体的に、日本でいちばんラグビーに向いてるタレントです」と自己紹介。スピードには自信があり、山田章仁選手から(トップリーグの)トライアウトに誘われたという。
「ラグビーは社会で生きていくための力が養われるスポーツ。もっとワールドカップが日本で開催されることが知られてほしい」と、PRした。
イベント終了後も、みゆき通りは夕方まで誰でも参加できるストリートラグビーのコーナーや、大会スポンサー各社のテントが並び、銀座に訪れた人たちに大会をアピールした。