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ラグビーワールドカップ・セブンズ2022のホストに11か国・地域が関心、インドなど新興国も。

2019.05.07

2018年大会はサンフランシスコの野球場で開催された(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)

 ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは5月6日、11か国・地域の協会が正式に2022年のラグビーワールドカップ・セブンズの開催に関心を示したことを確認したと発表した。その11協会とは、アルゼンチン、ケイマン諸島、フランス、ドイツ、インド、ジャマイカ、マレーシア、カタール、スコットランド、南アフリカ、チュニジア。

 ワールドカップ・セブンズは過去に7大会おこなわれているが、この11か国・地域のなかでホストを経験しているのは第1回大会(1993年)のスコットランドと、第3回大会(2001年)のアルゼンチンのみ。セブンズと呼ばれる7人制ラグビーはオリンピック正式競技になったこともあって世界的に競技人口が増えているといわれており、多くのラグビー新興国がワールドカップ開催に関心を示した。

 ワールドラグビーによれば、昨年7月にアメリカのサンフランシスコで開催されたワールドカップ・セブンズ2018は、3日間で約10万人の観客が集まり、地元では900万人以上の視聴者数を記録。ニールセンスポーツ社がおこなった調査によれば、同大会はサンフランシスコに9,050万ドル(約100億円)の経済的貢献をしたことが確認されたという。

 ラグビーワールドカップ・セブンズ2022のホストに正式に立候補する協会は今年(2019年)7月16日までに入札文書をワールドラグビーへ提出し、ワールドラグビーの理事会が今年10月29日に開催国を決定する。

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