ラグビーリパブリック

サンウルブズ堀江先発で一列は日本人トリオ レッズは豪代表トゥポウらスタメン

2019.05.02

サンウルブズで今季初先発となるHO堀江翔太。日本代表58キャップ(Photo: Getty Images)

 オーストラリアに遠征している日本チームのサンウルブズは、5月3日にブリスベンのサンコープスタジアムでレッズに挑む。3月16日に東京・秩父宮ラグビー場で対戦したときは34-31でレッズが競り勝っており、敵地でのリベンジを期して今季3勝目を狙う。

 日本代表ワールドカップトレーニングスコッドからサンウルブズに合流し、先週のハイランダーズ戦でベンチに入り今季スーパーラグビー初出場を果たしたHO堀江翔太は、レッズ戦では背番号2をつける。PRは三上正貴と山下裕史が先発で、日本人のフロントローとなった。
 そして、先々週、先週はインサイドCTBでプレーしたラーボニ・ウォーレンボスアヤコが本職のNO8に戻り、肉離れで長期離脱していたフィル・バーリーが背番号12つける。
 トニー・ブラウン ヘッドコーチは、「ボスアヤコがCTBからNO8に戻ってきたことで、フォワードとして圧倒した試合運びになることを期待しています。そして、経験豊富なバーリーが12番で復帰することで、バックラインにとっても非常に大きなインパクトがあるでしょう。レッズに対して素晴らしいパフォーマンスをみせてくれることを期待しています」とコメントした。

 レッズは現在4勝5敗だが、オーストラリア・カンファレンスは飛び抜けたチームがなく、首位のレベルズ(5勝4敗)との勝点差はわずか6ポイントであり、プレーオフ進出の可能性は十分ある。
 秩父宮での試合には出場せず休養に充てていたオーストラリア代表のPRタニエラ・トゥポウとLOアイザック・ロッダは、今回はそろって先発。この2選手とともに今年のワールドカップスコッドに入りそうな主将のCTBサム・ケレヴィは、ボールキャリー回数とディフェンダー突破が全体のトップと好調で、サンウルブズにとっては危険な存在だ。

体重128キロのダイナミックなボールキャリアーであるレッズのPRタニエラ・トゥポウ(Photo: Getty Images)

<サンウルブズ 試合登録メンバー>

1.三上正貴(東芝)  2.堀江翔太(パナソニック)  3.山下裕史(神戸製鋼)  4.グラント・ハッティング(神戸製鋼)  5.トンプソン ルーク(主将/近鉄)  6.ツイ ヘンドリック(サントリー)  7.カラ・プライアー(―)  8.ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(―)  9.茂野海人(トヨタ自動車)  10.ヘイデン・パーカー(神戸製鋼)  11.セミシ・マシレワ(近鉄)  12.フィル・バーリー(―)  13.ジェイソン・エメリー(宗像サニックス)  14.ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)  15.山中亮平(神戸製鋼)

〔リザーブ〕
16.ネイサン・ベラ(―)  17.パウリアシ・マヌ(日野)  18.浅原拓真(東芝)  19.トム・ロウ(―)  20.ベン・ガンター(パナソニック)  21.ジェイミー・ブース(―)  22.田村優(キヤノン)  23.ヘンリー・ジェイミー(トヨタ自動車)

<レッズ 試合登録メンバー>

1.ハリー・フーパート  2.アレックス・マフィ  3.タニエラ・トゥポウ  4.アイザック・ロッダ  5.ルカン・サラカイアロト  6.アンガス・スコットヤング  7.リアム・ライト  8.スコット・ヒギンボサム  9.テイト・マクダーモット  10.ブライス・ヘガティー  11.セファ・ナイヴァル  12.サム・ケレヴィ(主将)  13.クリス・フェアウアイ=サウティア  14.ジャック・キャンベル  15.ハミッシュ・スチュワート

〔リザーブ〕
16.ブランドン・パエンガ=アモサ  17.JP・スミス  18.ルアン・スミス  19.ハリー・ホッキングス  20.アダム・コールチク  21.モーゼス・ソロヴィ  22.ダンカン・パイアアウア  23. セブ・ワイルマン

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