アイルランドのレンスターがヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ連覇に王手をかけた。現地時間4月21日に地元ダブリンのアビバ・スタジアムで、優勝回数4(最多)で並ぶフランスのトゥールーズと準決勝を戦い、30-12で快勝した。
レンスターは前半13分、ハーフウェイのスクラムからの連続攻撃をWTBジェームズ・ロウがフィニッシュし、25分にはラインアウトからモールで押し込み追加点。後半12分には、かつて釜石シーウェイブスでもプレーしたことがある元オーストラリア代表のFLスコット・ファーディーがトライを決め、点差を広げた。
レンスターはシンビンで1人欠いた時間帯もあったが堅守を貫き、トゥールーズにはトライを許さなかった。
前日におこなわれた準決勝第1試合は、2季ぶり3回目の優勝を狙うサラセンズ(イングランド)が、32-16でマンスター(アイルランド)を下している。
決勝は5月11日、ニューカッスル(イングランド)のセント・ジェームズ・パークでおこなわれる。