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2季ぶりの欧州制覇狙うサラセンズが決勝進出! マンスター敗退

2019.04.21

ブレイクするサラセンズのリアム・ウィリアムズ(Photo: Getty Images)

 ヨーロッパラグビーの最強クラブを決めるチャンピオンズカップは、現地時間4月20日にコヴェントリー(イングランド)のリコー・アリーナで準決勝第1試合がおこなわれ、ホームチームのサラセンズがアイルランドのマンスターを32-16で下し、2季ぶりの王座奪還へあとひとつと迫った。マンスターは11年ぶりの決勝進出ならず。

 前半は両チームともPGで得点を重ねたが、サラセンズは12-9で迎えた42分(後半2分)、21フェイズを重ねて敵陣深くに入り、FLマイク・ローズがファーストトライを挙げた。さらに、SOオーウェン・ファレルがブーツで加点し、25-9とリードを広げる。

 マンスターは60分、敵陣深くのスクラムでこぼれたボールをSHコナー・マレーがスチールし、右へすばやく展開してWTBダレン・スウィートナムがトライ。コンバージョン成功で8点差に詰めた。

 しかし、サラセンズは71分、WTBデイヴィッド・ストレットルがタックラーを次々とかわす好走でチャンスとなり、たたみかけ、NO8ビリー・ヴニポラが突進してパワーでインゴールにねじ込み、勝利を引き寄せた。

 準決勝のもう1試合は、現地時間21日にダブリンのアビバ・スタジアムで、昨季王者のレンスター(アイルランド)とトゥールーズ(フランス)が対戦する。