ラグビーリパブリック

4月7日放送「藤島大の楕円球にみる夢」に、狼主将ミラーや釜石の高校生たち。

2019.04.07

サンウルブズ×レッズの試合前、公開録音をおこなった。



 4月7日(日)の夜9時30分からラジオNIKKEI第1で放送する「藤島大の楕円球にみる夢」。今回は、サンウルブズのクレイグ・ミラー選手や、釜石から高校生をゲストに迎えた公開録音の模様を届ける。

 番組では、3月16日(土)に、東京・秩父宮ラグビー場の正面広場で、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズとコラボレーションしたスペシャル公開録音を行った。プロップのクレイグ・ミラー選手と、スポーツライターの藤島大氏とのトークショーを、「ラグビーマガジン」田村一博編集長の進行で、観客を前に実施した。

 ミラー選手は、スーパーラグビーのハイランダーズ(ニュージーランド)を経て、昨季からサンウルブズに加入し、今季は、マイケル・リトル選手と共同キャプテンを務めている。トップリーグではパナソニックに所属。トークショーでは、スクラムなど、プレーヤー目線でチームのあれこれを明かした。
 また、ラグビーとの文武両道で会計士の資格を持つことなど、ふだん聴くことのできない幅広い内容に話が及んだ。

 収録は、1万5千人近い観客を集めた、スーパーラグビー2019国内ホーム第2戦となるレッズ戦の試合前。この日は、東日本大震災発生から8年が経過した3月11日後に行われる国内試合で「チャリティデー」として開催された。
 ワールドカップ開催に向けたボランティア体験などのため、岩手県の釜石から多くの高校生がやって来ていた。そのなかから2名の女子高生が登壇した。

 釜石高の洞口留伊さんと長谷川鈴乃さんだ(3月時点で2年生)。
 洞口さんは、昨夏、W杯が開催される釜石鵜住居復興スタジアムのオープニングイベントで「キックオフ宣言」をした。釜石で生まれ育ち、鵜住居小3年時に被災。小学校跡地にできたスタジアムでワールドカップが開催されることに対する感謝を語った。
 また、ラグビー部のマネージャーをしている長谷川さんは、自然豊かな釜石の魅力や、チームをサポートする裏方としての気持ちを話した。

 スーパーラグビーに参戦するサンウルブズはじつに国際色が豊か。ファンは、日本のチームとして応援しながら、世界最高峰のラグビーを楽しむ。
 公開録音では、サンウルブズのファンとともに、登壇者がラグビーへの想いをひととき通わせた。

◆ラジオの聴き方
 ラジオNIKKEIは、短波ラジオはもちろん、radiko(ラジコ)を利用して、PCやスマートフォンなどで全国にて放送を聴ける。ラジコは、放送後でも1週間「タイムフリー機能」で聴取が可能。音楽が聴けるのはオンエアだけ。
 4月14日(日)夜9時30分に再放送がある。また、4月8日からポッドキャストで特別版を配信する。

ミラー選手と高校生たちがパスをするシーンも。
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