ラグビーリパブリック

東京オリンピックへの出場権かけた戦い始まる。6月に南米で予選キックオフ!

2019.04.02

夢の舞台へ。写真は2016年リオオリンピックのラグビー会場(Photo: Getty Images)

 ワールドラグビーは4月1日、2020年の東京オリンピック出場をかけた各地域予選の日程と開催地を発表した。

 7人制ラグビー(セブンズ)は2016年のリオデジャネイロ大会からオリンピックの正式競技となっており、東京オリンピックでは男子・女子それぞれ12チームが参加する。
 日本はホスト国としてすでに出場が決定。そして、男女とも現在開催中の「ワールドラグビーセブンズシリーズ 2018-2019」で4枠が決まり、残り7枚の切符は、各地域予選(アジア、アフリカ、オセアニア、欧州、北米、南米)と敗者復活世界最終予選で争われる。

 男子は、各地域予選の優勝チームに東京オリンピック出場権が与えられるが、女子は、アメリカとカナダが2か国ともワールドラグビー女子セブンズシリーズで東京行きを決めた場合、北米予選を制したチームはこの地域から直接の出場権獲得とはならず世界最終予選に進んでチケットを争うこととなる。

 敗者復活世界最終予選は、各地域予選の2位、3位チーム(女子の北米予選からは上位2チーム)が参加し、男女それぞれ12チームによる戦いで優勝したチームが最後の出場権を獲得することとなる。開催時期と場所は未定だが、2020年6月30日までに実施される予定。

 東京オリンピックのセブンズは、2020年7月27日から8月1日にかけて(男子:7月27日〜29日/女子:7月30日〜8月1日)東京スタジアムで開催される。

<2020 東京オリンピック 各地域予選 日程>

■2019年6月1、2日
 南米予選〔女子〕 開催地:ペルー(リマ)

■2019年6月29、30日
 南米予選〔男子〕 開催地:チリ(サンティアゴ)

■2019年7月6、7日
 北米予選〔男子・女子〕 開催地:ケイマン諸島(ジョージタウン)

■2019年7月13、14日
 欧州予選〔男子〕 開催地:フランス(コロミエ)

■2019年7月13、14日
 欧州予選〔女子〕 開催地:ロシア(カザン)

■2019年11月7~9日
 オセアニア予選〔男子・女子〕 開催地:フィジー(スバ)

■2019年11月9、10日
 アジア予選〔女子〕 開催地:中国(広州)

■2019年11月23、24日
 アジア予選〔男子〕 開催地:韓国(仁川)

■2019年 未定
 アフリカ予選〔男子・女子〕 開催地:未定

■2020年 未定
 敗者復活世界最終予選〔男子・女子〕 開催地:未定

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