歴史を作った。
3月30日におこなわれた全国高校選抜ラグビー大会で、徳島城東高校が3度目の出場で初めての勝利を手にした(※当初県勢史上初勝利としていましたが、第4回大会で貞光工が北見北斗に21-19で勝っていました。訂正します)。
札幌山の手高校に28-22で勝った。
前半を21-7とリードしたのが大きかった。
キックオフ直後から敵陣へ攻め込み、ボールをよく動かしてゴールラインに迫る。前半6分、PR臼田伊織がラックから飛び込み先制トライ。17分にSO三木海芽、28分にFL伊藤優汰もインゴールに入り、SH遠藤岳歩がコンバージョンをすべて決めた。
後半は札幌山の手の留学生を中心とした攻撃にボールをキープされる時間も増えたが、要所でよく守った。
そして15分、CTB渡辺開世が相手ディフェンスの裏へのキックを拾い、中央にトライ。28-5として試合を決めた。
試合終了間際に3連続トライを許して追い上げられるも逃げ切った。
戦いを振り返りSO三木主将は、「試合の入りから自分たちのプレーができ、得点を重ねることができました。用意していたプレーも成功し、勝利につなげることができました。後半に体力が落ちてディフェンスが甘くなったので、次の試合では修正し、強豪校にチャレンジしたい」と話した。
伊達圭太監督は、「部員が少ないのですが(この日は17人。うち3人はサッカー部など)、選手たちが一丸となって頑張ってくれました。多くの助けを借りて得た、本当に価値のある勝利だと思います」
3月31日には東福岡との対戦を控えている。同監督は強豪との一戦に向け、「また、徳島県として大きな一歩となるよう頑張ります」と選手たちに期待を込めた。