半年後にはワールドカップの舞台となる熊谷ラグビー場に、全国から32校が集まった。
3月29日、第20回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会が始まった。
開会式では、大会3連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)を先頭に行進がおこなわれた。実行委員会推薦枠で初出場の太田(群馬)、大分東明、北越(新潟)、関西福祉大学金光藤蔭(大阪)なども登場し、初々しい空気を感じさせた。
選手宣誓は、開催県枠で出場の浦和、松永拓実主将がおこなった。
「平成最後の年にこの選抜大会は20回目という大きな節目を迎えました。我々高校ラガーマン一同は、新しくなった熊谷ラグビー場でプレーできることへの喜びと感謝を胸に、最後まで、熱く、そして激しく戦い抜きます。また、今年はいよいよラグビーワールドカップが日本で開催されます。一生に一度しかないこの大会をさらに盛り上げるためにも、観る人の心を動かし、ラグビーの魅力がより伝わるように、1試合1試合を素晴らしいものにすることを誓います」
大会は開会式直後におこなわれる浦和×佐賀工(初日はこの1試合だけ)を皮切りに、4月7日まで開催される。