キヤノンイーグルスが3月29日、2019年度の新入団選手・スタッフを発表し、かつてトヨタ自動車ヴェルブリッツでキャプテンを務め、日本代表にも招集されたことがあるFL/NO8吉田光治郎の加入が明らかになった。
アリスター・クッツェー ヘッドコーチは、「吉田選手はプロ意識、ゲーム理解度が高い」と評価し、イーグルスでもリーダーシップの発揮を期待する。
さらに、NTTドコモレッドハリケーンズを退団したLO/NO8イオンギ譲もイーグルスのメンバーとなり、昨季は宗像サニックスブルースにいたCTB南橋直哉、U20日本代表の経歴を持つ明治大学出身のHO朴成浩も加入が決まった。
指揮官は、「イオンギ選手はトップリーグでも活躍していた爆発力のあるバックローの選手です。ロックもカバーすることができる多才な才能の持ち主。南橋選手はセンターとしての経験値が非常に高い選手です。イーグルスのシステムに早く順応、活躍してくれることを期待しています。朴選手はオーストラリアでのプレー経験もあり、非常に潜在能力が高いハードワーカーです。セットプレーへの意識も高く、学ぶ意欲の強い選手で大いに期待しています」とコメントした。
スタッフでは、日本A代表、慶應義塾大学、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスで監督経験がある林雅人がアシスタントコーチに就任し、元南アフリカ代表プロップのCJ・ファンデルリンデがスクラムコーチとして新たに加わる。