ラグビーリパブリック

W杯チケット、第3次販売は5月18日(土)スタート! 全試合全席種を販売

2019.03.26

「手に入らない」と聞こえてくる開幕戦チケットをゲットするチャンスも、まだある。(撮影/松本かおり)



 ラグビーワールドカップ2019日本大会のチケットの第3次一般販売が5月18日(土)、日本時間18時からスタートする。ここでは「全試合全席種」のチケットが販売される。

 3月26日、組織委員会の第3次チケット販売の会見で、嶋津昭事務総長から現時点での販売状況に関して説明が行われた。

「期待しているより、いい反応です。中でも驚いているのが海外からのアクセス。当初、海外からの観客数は2015年イングランド大会と同じ40万人を予想していましたが、1年前には50万人に訂正し、今の状況では60万人を超えそうです」

 販売予定枚数は180万枚。3月25日時点ですでに7割の129万枚が販売された(ワールドラグビー販売分を含む)。内訳は67%が国内、33%が海外からの購入。国別ではイングランドが最も多く23.9%。オーストラリアが15.6%。アイルランド、フランス、ニュージーランドが7%台と続く。

 現在行われている第2次販売は3月31日で終了し、次の販売は5月18日(土)の日本時間18時から。現在、多くの会場で多くの席種が売り切れとなっているが、第3次一般販売では、全試合の全席種が販売される。

 また、5月31日(金)日本時間18時からは、公式リセールサービスもスタートする。
 これはチケットを購入したが、何らかの理由で観戦できなくなった購入者が公式チケットサービスを通じて、定価で第三者に販売できるシステム。1枚単位で出品できるが、セット券(チームパック、スタジアムパック)、プレミアムシート及びスポーツ・ホスピタリティチケット、公式サイト以外から購入したチケットは対象外となる。

 購入者からリセールとして出品されたチケットは、「ある一定のタイミングを経て」(組織委)、公式のチケットサイトに戻される。すでに「売り切れ」の表示であっても、戻された時点で「在庫あり」となる。リセールが成立すれば、出品者にはチケット代金から2%の処理手数料を差し引いた額が返金される。
※詳細は5月以降に公式チケットサイトに掲載される。

 第3次販売の終了時期は未定だが、7月にワールドラグビーから来るチケットの調整があり、8月に最終販売が行われる。
 組織委が取り扱う個人向け販売チケットの在庫は、公式リセールサービスと合わせて随時変動するという。つまり、大会直前までチケットを購入できるチャンスはあるわけだ。

 転売サイトに関しては、組織委が定期的にチェックし、確認したサイトにはリーガルレターを出し、取り下げを要請している。

Exit mobile version