ラグビーリパブリック

高校ジャパン、ウエールズに惜敗

2019.03.25
終盤に2トライを浴び、突き放された。試合後の光景(撮影:JRFU)

終盤に2トライを浴び、突き放された。試合後の光景(撮影:JRFU)


▼3月23日▼CCBセンター(ウエールズ)
高校日本代表 24−36(前半10−10) U19ウエールズ代表

 会場がどよめく日本らしいトライもあった。後半24分までは24−24の接戦。

 しかし、後半26分と34分にトライを許し、史上初のU19ウエールズ戦勝利は遠のいた(35分ハーフ)。

ブルーのセカンドジャージーに身を包んだ高校ジャパン。3月23日、ウエールズで行われた第1テストで惜敗を喫した(次ページに日本の出場メンバー)。
 
 試合が行われたのはCCBセンター、PRO14に参戦するドラゴンズが拠点を置く施設の、人工芝フィールド。現地時間14時半に開始され、多くの観客がその戦いを見つめた。

 ウエールズに2トライの先制を許した日本は、連続攻撃からモールで反撃、トライを返して(G成功)7−10、さらにPGを決め10−10で折り返した。

 後半は、開始早々にセットプレーを起点に鮮やかなトライを決めて17−10。その後も互いにトライを取り合い、日本が追いつく形で後半20分に24−24とした。


しかし、日本はその後、2トライを浴びて突き放された。最終スコアは24−36となった。

チーム内ではジャージー授与式、フィールドでは国歌斉唱など、
各試合は格式をもって行われている(撮影:JRFU)

 遠征最終戦となる第2テストは3月27日19時半(日本時間・28日朝4時半)、カーディフにて。

 2016年にU19スコットランド、2018年にはU19アイルランドを破っている高校ジャパンは、引き続き「BEAT WALES」を掲げて最後の決戦に向かう。

◆高校日本代表の出場メンバー(第1テスト)
1木原優作(→16江良颯→1木原)、2福井翔(→17紀伊遼平)、3葛西拓斗(→18シンクル寛造)、4星野竜輝、5武内慎、6山添圭祐、7今野勇久、8福西隼杜、9小西泰聖、10高本幹也、11石田吉平(→24槇瑛人)、12李承信(C)、13フィナウ・ポロメア、14二村莞司、15メイン平

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