コカ・コーラレッドスパークスを退団した日本代表14キャップ保持者のラファエレ ティモシー(27歳)が、神戸製鋼コベルコスティーラーズに新加入することが3月15日に発表された。
2018-2019シーズンのトップリーグ王者である神戸製鋼のバックラインには、MVPに輝いた世界的スーパースターのSOダン・カーターや、CTBでベストフィフティーンに選出されたリチャード・バックマン、サンウルブズでも活躍しスーパーラグビーで最も優秀なプレースキッカーと評価されるSOヘイデン・パーカー、日本代表ワールドカップトレーニングスコッドのキャンプに参加しているユーティリティBKの山中亮平などがおり、SO、CTB、FBでプレーできるラファエレの加入によりますます充実する。15季ぶりの優勝に貢献したオーストラリアのレジェンドCTB/WTB、アダム・アシュリークーパーが退団したため、大きな補強となった。
サモア生まれニュージーランド育ちのラファエレは、山梨学院大学を卒業後、コカ・コーラに5年在籍。2018-19シーズンはキャプテンを任されたが、負傷もあって十分にプレーすることはできず、チームは入替戦に敗れトップリーグから降格した。
現在は、開幕まであと半年となったワールドカップを目指し、他の日本代表候補選手たちとともに沖縄キャンプに参加している。
また、ラファエレの元チームメイトで、2017年から2季は豊田自動織機シャトルズに在籍していたHO/PR平原大敬(32歳)も、2019年度からコベルコスティーラーズの一員となる。
デーブ・ディロン ヘッドコーチは、「2名の選手が加入することを心強く思います。両選手は、プレーはもちろんのこと、人としても魅力に溢れています。彼らがチームに更なる価値を与えてくれることを楽しみにしています」とコメントした。