ラグビーリパブリック

ラグビーマガジン年間表彰・グッドマンアウォーズ発表! MVPはダン・カーターに決定!!

2019.03.14

ラグビーマガジンとラグビーリパブリックで募集した、年間表彰『グッドマンアウォーズ』。ベストフィフティーン他ベストゲーム、ベストタックラーなど多岐に渡る賞にたくさんのご応募をいただきました。今回はその結果をここで発表します。

プレーヤー・オブ・ザ・イヤー

ダン・カーター(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)

読者投票と編集部の選考によって選ばれるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーはダン・カーターが2位以下に大差をつけ文句無しの受賞。今シーズンの顔となった。「パス、ラン、キック、判断、全てが素晴らしい。プレーの華やかさよりは堅実さとミスの少なさ、味方を生かすところが他は真似できない(福岡県 30代男性)」「世界のスーパースターなのにトップリーグでも真摯に取り組んでくれたのが素晴らしい(兵庫県 40代男性)」など応募者から多くの声が寄せられた。
また、2位には明治大学の福田健太。3位には天理大学の島根一磨が入り、大学選手権の余韻を感じさせる結果となった。

最優秀チーム

神戸製鋼コベルコスティーラーズ

18季ぶりに日本選手権を制した神戸製鋼が最優秀チームに選ばれた。アンケートでは「ダン・カーターが入って、ガラッと変わった(石川県40代男性)」「1年でこうも変わるのか。今年は本当に強かった!(群馬県30代男性)」「見ていて一番面白いラグビーをしていて優勝した(大阪府18歳男性)」など内容と結果を 称賛する声が多かった。

【次のページ】読者が選んだ今後期待の選手は…

ルーキー・オブ・ザ・イヤー
もっとも将来性のあるプレーヤー

梶村祐介(サントリーサンゴリアス)

もっとも将来性のあるプレーヤーとルーキー・オブ・ザ・イヤーはサントリーの梶村祐介が選ばれた。応募者からは「落ち着きがすごい(栃木県 男性)」「本当に将来が楽しみ。2019 RWCで見たい!(神奈川県 男性)」「ポジショニングは日本屈指。ルーキーなのに、ベテランのようなプレーぶりでした。(宮城県 男性)」などその新人離れしたプレーに票が集まった。

コーチ・オブ・ザ・イヤー

田中澄憲(明治大学)

明大を22年ぶりに大学選手権優勝に導いた田中澄憲監督がコーチ・オブ・ザ・イヤーに。元日本代表大西将太郎さん曰く、「伝統校の難しさもある中固定概念にとらわれず今の時代に合ったコーチングが出来る監督」
応募者からは「22年ぶりに優勝に導いた指導力、前任の丹羽さんにも合わせて敬意を表します(神奈川県 男性)」

キャプテン・オブ・ザ・イヤー

島根一磨(天理大学)

今年からHOにコンバート。その難しさも抱えながらチームを牽引。大学選手権決勝での活躍はファンの目に焼きついている。
「明治大戦を見れば誰もが納得するでしょう(京都府 20代男性)」「大学選手権決勝の後半残り20分。勝利を諦めず鬼気迫る表情で体を張り続け、チームをプレーで鼓舞する姿は一生忘れないだろう(神奈川県 40代男性)」「体を張り続ける闘将。決勝戦での彼の姿は全ての人に感動を与えた(兵庫県 40代男性)」

【次ページ】ベストゲームは大学選手権のあの試合

ベスト・ゲーム

明治大学 対 天理大学(大学選手権決勝)

前大会準優勝の明治と関西大学リーグで3連覇した天理が激突した大学選手権決勝がベストゲームに。天理の激しい猛攻をしのぎ紙一重の勝負をものにした明治が昨年の雪辱を果たし、22年ぶりの優勝となった。天理は勝者にはなれなかったが準決勝で帝京大を下すなど強烈な存在感を残した。
「共にミスの少ない、緊迫する本当に最高の試合だった。負けた天理も島根キャプテンの素晴らしさが記憶に残る(東京都 女性)」

ベスト・トライ

髙橋汰地(明治大学)

ベストトライは大学選手権決勝の明大対天理大戦でうまれた明大・髙橋汰地のトライが選ばれた。前半22分のそのトライは相手を徹底的に分析して空くスペースを狙って準備していた、いわば必然のトライだった。(詳しくはラグビーマガジン4月号の髙橋汰地のインタビューで)

ベストレフリー

戸田京介

ベストレフリーは戸田京介。大舞台でも平常心がぶれないメンタルを持つ。プレーヤーともフレンドリーに接し、理解を求めながら試合を進めるレフリーだ。

【次ページ】最高のタックルに選ばれたのは終了間際のあのタックル

ベストコメント

沢木敬介(サントリーサンゴリアス前監督)

日本選手権兼トップリーグ総合順位決定トーナメントの準決勝、ヤマハ発動機に勝利した直後のインタビュー、「神戸製鋼にはダン・カーターがいますが、サントリーにはマット・ギダウがいます」が選ばれた。

ベスト・タックラー

高本幹也(大阪桐蔭高)

ベストタックラーは大阪桐蔭の高本幹也が選出された。全国高校大会決勝での桐蔭学園戦で終了間際に見せたタックルへのコメントが多く寄せられた。均衡した試合に終止符を打つタックルだった。 (詳しくはラグビーマガジン4月号の高木幹也のインタビューで)

サンウルブス・ベストプレーヤー

ヘイデン・パーカー(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)

昨シーズンのサンウルブスで戦った選手の中から選出される「サンウルブス・ベストプレーヤー」はヘイデン・パーカー。シーズン50回のプレースキックで失敗は2度だけ。その左足から放たれるキックの成功率は驚異の96%だった。
「どの角度からも放り込む、安心のキック力(東京都 50代男性)」「もちろんキック。でもそれだけじゃない献身的なプレーの数々。応援したくなる、感動させてくれる最高の選手!(東京都 40代男性)」

たくさんのご応募ありがとうございました。
今回の結果はラグビーマガジン4月号にも掲載されています。こちらも合わせてご覧ください。
▼特集内容
・サンウルブス4年目のシーズン始まる
・闘将対談 金正奎(NTTコム)×島根一磨(天理大)
・ベストタックラー考察 (高橋幹也/大阪桐蔭高)
・別冊付録 スーパーラグビー完全ガイド

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