ラグビーリパブリック

元NZ代表ティムの息子がサンウルブズ加入 ブルーズ戦で早速ベンチ入り

2019.03.09

昨年、今年とハイランダーズのトレーニングスコッドに入っていたジョシュ・ティム(Photo: Getty Images)

 1990年代前半にニュージーランド代表で活躍したジョン・ティムの息子で、オタゴのCTB、WTBとして成長が期待されている21歳のジョシュ・ティムが、スーパーラグビー日本チームのサンウルブズに加入することが決まった。そして早速、3月9日のブルーズ戦(NZ・ノースハーバー)でリザーブメンバーに名を連ねていたCTBフィル・バーリーに代わり、背番号23をつけてベンチ入りした。

 今季開幕から3試合連続でサンウルブズの13番を任されていたシェーン・ゲイツが、3月2日のチーフス戦で右足首部分を負傷してストレッチャーで運ばれ、のちに右下腿骨折が確認された。そのため、日本代表として3キャップを持つCTBシオネ・テアウパ(クボタスピアーズ)が追加招集されたが、『オタゴ・デイリー・タイムズ』によると、オタゴと深いかかわりがあるサンウルブズのトニー・ブラウン ヘッドコーチがティムに連絡を取り、オファーを受けたティムは3月4日にダニーデンを発ってサンウルブズに合流していたという。

 将来性豊かなアウトサイドバックのティムだが、昨年はハムストリング負傷と手の親指骨折により、国内大会(マイター10カップ)は2試合しか出場できていない。今年はハイランダーズのトレーニングスコッドに名を連ねていたが、契約を獲得することはできず、サンウルブズから声がかかってチャンスをつかんだ。

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