1990年代前半にニュージーランド代表で活躍したジョン・ティムの息子で、オタゴのCTB、WTBとして成長が期待されている21歳のジョシュ・ティムが、スーパーラグビー日本チームのサンウルブズに加入することが決まった。そして早速、3月9日のブルーズ戦(NZ・ノースハーバー)でリザーブメンバーに名を連ねていたCTBフィル・バーリーに代わり、背番号23をつけてベンチ入りした。
今季開幕から3試合連続でサンウルブズの13番を任されていたシェーン・ゲイツが、3月2日のチーフス戦で右足首部分を負傷してストレッチャーで運ばれ、のちに右下腿骨折が確認された。そのため、日本代表として3キャップを持つCTBシオネ・テアウパ(クボタスピアーズ)が追加招集されたが、『オタゴ・デイリー・タイムズ』によると、オタゴと深いかかわりがあるサンウルブズのトニー・ブラウン ヘッドコーチがティムに連絡を取り、オファーを受けたティムは3月4日にダニーデンを発ってサンウルブズに合流していたという。
将来性豊かなアウトサイドバックのティムだが、昨年はハムストリング負傷と手の親指骨折により、国内大会(マイター10カップ)は2試合しか出場できていない。今年はハイランダーズのトレーニングスコッドに名を連ねていたが、契約を獲得することはできず、サンウルブズから声がかかってチャンスをつかんだ。