スーパーラグビー第6節、3月23日にシンガポール・ナショナルスタジアムで日本チームのサンウルブズと対戦するライオンズ(南アフリカ)だが、主将のNO8ワーレン・ホワイトリーが先週末のストーマーズ戦で大胸筋を損傷したことが明らかとなり、長期離脱することとなった。
ホワイトリーはストーマーズ戦の前半38分に負傷交代。ライオンズのドクターによると、腱は断裂しておらず、6~8週間で回復すると見られているが、サンウルブズ戦は欠場が濃厚だ。
2016年から3季連続ファイナルで敗れており、今年こそ優勝をと悲願達成に燃えるライオンズだが、大黒柱のホワイトリーを途中で欠いたストーマーズ戦は17-19で逆転負けを喫しており、開幕から1勝1敗となっている。
ホワイトリーは2017年に南アフリカ代表の第58代主将に就任したが、昨年は膝や鼠径部(そけい部=太ももの付け根付近)の怪我に苦しみ、キャプテンマークをシヤ・コリシに譲っていた。それでも、復活して11月の欧州遠征などに参加し23キャップを重ねており、今年は自身にとって初となるワールドカップ出場を目指している。