チーフス(ニュージーランド)に今季新加入し、開幕戦のハイランダーズ戦で途中出場してスーパーラグビーデビューを果たした東海大出身(2018年度主将)のアタアタ・モエアキオラが、2月23日にオーストラリアのキャンベラでおこなわれた第2節のブランビーズ戦で初先発し、前半に記念すべき初トライを挙げた。
背番号14をつけたWTBモエアキオラは前半29分、敵陣22メートルライン内でボールをもらうと、鋭い走りでディフェンスを切り裂きインゴールに持ち込んだ。
その後、リスタートのキックオフボールを落球して勢いを止めたのは反省材料となったが、フル出場でパワフルな突進やしぶといディフェンスも見せた。
日本代表として3キャップを持つトンガ出身のモエアキオラは、現在、ナショナル・デベロップメント・スコッドに名を連ねており、スーパーラグビーの活躍次第では、ワールドカップスコッド入り争いに絡んでくる可能性がある。
なおこの試合は、ブランビーズが54-17と圧倒。FWが強さを発揮し、SOクリスチャン・リアリーファノなどが躍動して8トライを挙げた。
開幕2連敗となったチーフスは次週(3月2日)、地元ハミルトンで日本チームのサンウルブズと対戦する。