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サントリーの沢木監督が退任 2015W杯戦士のPR畠山もサンゴリアス退団

2019.02.22

2016年からサントリーを指揮してきた沢木敬介氏(撮影:松本かおり)

 2016、2017年度にトップリーグと日本選手権の連覇を果たしたサントリーサンゴリアスの沢木敬介監督(43歳)が、勇退することが2月22日に発表された。U20日本代表ヘッドコーチ、日本代表コーチングコーディネーターを経て2016年に監督就任し、前年度9位だったチームを再建して頂点に導いたが、3季目の2018-19シーズンは神戸製鋼コベルコスティーラーズに敗れて2位に終わり、カップ戦のタイトルも逃していた。
 永島幸一シニアディレクターや山岡俊FWコーチらも退任する。

今年1月19日のカップ戦決勝で後半から出場するPR畠山健介。
これがサントリーでのラストゲームとなった(撮影:松本かおり)

 選手では、11年間在籍した日本代表78キャップ保持者のPR畠山健介(33歳)がサンゴリアスを去る。入団した2008年度にトップリーグの新人賞を受賞し、ベストフィフティーンに選ばれること6回。リーグ通算出場は130試合に到達した。
 2015年のワールドカップで日本代表の歴史的な3勝に貢献し、2016年にはニューカッスル・ファルコンズに加入してイングランド最高峰リーグのプレミアシップでもプレーした畠山。サントリーとはプロ契約だったため、現役続行ならば移籍となる。

 そして、畠山と同期入団で11年間在籍したWTB長友泰憲(33歳)もサンゴリアスのジャージーを脱いだ。15人制と7人制の両方で国際舞台を経験したスピードスターであり、トップリーグのリーグ戦では通算40トライを記録した。

 そのほか、2009~2010年に日本代表PRとして6キャップを獲得し、LOでもプレーした仲村慎祐(31歳)も勇退。ジュニア・ジャパン、U20日本代表の経歴を持ち4年在籍したLO寺田大樹(26歳)も退団が決まった。

 外国人選手では、オーストラリア出身のWTB/CTBキャンベル・マグネイ(22歳)、SHマット・ルーカス(27歳)、PRセミセ・タラカイ(27歳)、南アフリカ出身のFL/NO8クリス・アルコック(30歳)も退団が決まった。

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