桜の誇りを胸に戦い、2015年のラグビーワールドカップで日本代表の歴史的3勝に大きく貢献したトンプソン ルーク(近鉄ライナーズ)が、スーパーラグビーの日本チームであるサンウルブズに加入することが決まった。同クラブを運営するジャパンエスアールが2月5日、追加招集したことを公式に発表した。
サンウルブズは2月3日からオーストラリアのメルボルンで合宿をおこなっており、トンプソンは4日からチームに合流しているという。
4月には38歳の誕生日を迎えるブレイブブロッサム(勇敢な桜の戦士)。熱き魂をサンウルブズに注入する。
ニュージーランド出身で、名門のカンタベリーなどでプレーしていたが、スーパーラグビー出場経験はない。15年前に来日し、三洋電機ワイルドナイツ(現:パナソニック ワイルドナイツ)を経て2006年から近鉄ライナーズの一員となり、同チームのホームタウンである東大阪市の人気者だ。愛称は「トモさん」。
日本代表キャップ数「64」は、海外出身選手としては最多。ワールドカップは3大会(2007、2011、2015)出場しており、2015年大会は献身のハードワークで多くのファンの心をつかんだ。
身長196センチ、体重110キロ。ポジションはロック。