ジャパンラグビートップリーグチームのキヤノンイーグルスは2月4日、元日本代表CTBのティム・ベネット(28歳)ら11選手が2018-2019シーズンをもって退団すると発表した。
ベネットはキヤノンイーグルスがトップリーグに昇格した2012年に加入。2015年に日本代表入りして5キャップを獲得し、ワールドカップ2015イングランド大会では日本代表バックアップメンバーのひとりだった。2016年度と2017年度にはイーグルスの副将を任され、チームをけん引した。
そして、ベネットと同じく7年間在籍し、同時期に一緒に副将を務めたFL/NO8植松宗之(28歳)もイーグルス選手としての役目を終えた。ラストゲームとなった1月19日のNTTコミュニケーションズ戦(カップトーナメント最終戦)ではゲームキャプテンを務めた。
植松らと同期入部で、2014年にはアジア・パシフィック ドラゴンズに選ばれて日本代表と戦った経験もあるPR菅原崇聖(31歳)も退団が決定。元U20日本代表のCTB藤近紘二郎(27歳)、ジュニア・ジャパンの経歴を持つSO野口裕也(32歳)、4年間在籍したHO清水新也(26歳)、2017年にパナソニックから移籍していたHO設樂哲也(32歳)もイーグルスを去る。
外国出身選手では、ニュージーランド代表として66キャップを持つWTB/FBイズラエル・ダグ(30歳)も退団が決定。2011年ワールドカップの優勝メンバーであり、クルセイダーズでも活躍する世界的スターのダグは、10月7日のコカ・コーラ戦でイーグルスデビューを果たしたが、わずか3試合の出場に終わった。
そして、トンガ出身のFL/NO8フィナウ・トゥパ(29歳)、南アフリカ出身のFL/NO8フィリップ・ヴァンダー・ウォルト(29歳)、ニュージーランド出身のLOブレア・トゥイード(27歳)も新たな道に進む。