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ワールドセブンズシリーズNZ大会 日本は初日3戦全敗で9位以下トーナメントへ

2019.01.26

強豪のNZ相手に懸命に食らいついた日本だが大差で敗れた(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)

 ワールドラグビーセブンズシリーズ2018-2019の第3ラウンド・ハミルトン大会(ニュージーランド)が1月26日に開幕し、男子セブンズ日本代表はプールDの戦いを0勝3敗で終えた。

 初戦は、今季2冠目を狙うホスト国のニュージーランドと対戦し、0-52と大敗。
 日本は坂井克行が蹴ったキックオフボールを確保したものの、まもなくパスを乱して攻守が変わり、開始から約30秒で失点した。優勝候補相手に対し、ブレイクダウンで果敢にチャレンジし、出足の速いディフェンスでプレッシャーをかけた日本だが、なかなかボールを奪い返すことはできず、計8トライを重ねられた。

 2戦目はドロー発進のスペインと対戦し、ベスト8入りへ向けどちらも負けられない試合だったが、19-22で競り負けた。
 日本は、前半4分に本村直樹が自陣から快足を飛ばしてトライを挙げ、7-10で折り返すと、後半の序盤にフェイズを重ねてキャプテンの小澤大がフィニッシュし、逆転した。
 しかしリスタート後まもなく、スペインの俊敏なランナーに揺さぶられ、開いたスペースを別の選手に突かれてトライを許す。2分後にも相手のスピーディーな連続攻撃で10点差をつけられ、日本は試合終了間際にトライを奪い返したが、リスタートの時間は残っておらず惜敗した。

 そして、カナダとのプール最終戦は0-26で敗れた。
 しぶとさを見せた日本だが、カナダもそれ以上に辛抱強く、スピードとパワーの違いもスコアに現れた。

 プールDで最下位となった日本は、大会2日目はチャレンジトロフィートーナメントに回ることとなり、同準々決勝でプールA3位のアルゼンチンと対戦する。

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