第68回日本スポーツ賞の表彰式が1月11日に都内のホテルで開催され、ラグビー競技からは、昨夏の第18回アジア競技大会(8月30日~9月1日/インドネシア・ジャカルタ)で初優勝を遂げた女子セブンズ日本代表が競技団体別最優秀賞を受賞した。
日本スポーツ賞は、昭和26年に読売新聞社が制定した賞で、毎年、日本のスポーツ競技団体から推薦された個人またはチームの中から日本スポーツ賞委員会が選考をおこない、日本スポーツ界の最高の選手またはチームを選び、「日本スポーツ賞」受賞者を決定する。2018年を対象とした第68回日本スポーツ賞は、大賞に男子フィギュアスケートの羽生結弦選手、五輪特別賞にはスピードスケート女子日本代表、特別賞に競泳女子の池江璃花子選手が選出されるなど、国内・海外で活躍したスポーツ選手、チームが表彰された。
女子セブンズ日本代表の稲田仁ヘッドコーチは、「2018年の日本ラグビー界を代表しての受賞を光栄に思います。アジア競技大会ではサクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)が活動する意義を再確認することができました。2020年には東京オリンピックという最高の舞台で目標を達成し、日本中に感動や勇気を与えられるチームになれるよう、日々の活動を大切に積み重ねていきたいと思います」とコメントした。