2月15日に開幕するスーパーラグビーへ向けて、大会挑戦4季目となる日本チームのサンウルブズが追加メンバーを発表した。11月下旬までに29人のスコッド入りが決定し、12月26日に12人の追加メンバーが明らかになっていたが、今回新たに、初加入の2人を含む7選手がスコッドに加わる。
新しく狼軍団の一員となったのは、日本代表の第三次ラグビーワールドカップトレーニングスコッドに名を連ねているFL/NO8ベン・ガンター(パナソニック)とCTBシェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズ)。
タイ出身でオーストラリア育ちのガンターは、2016年に来日してトップリーグ最年少出場記録(19歳0か月6日)を更新し、昨年10月は日本代表と対戦する世界選抜のメンバーにも選ばれた21歳の有望株で、スーパーラグビーは今年が初挑戦となる。
南アフリカ出身のゲイツも3年前に来日しており、これまでサザン・キングズのメンバーとしてスーパーラグビー19試合を経験している。
そのほか、日本代表キャップを持つLOヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)とCTBウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)が3季連続でサンウルブズに参加する。また、PRアレックス・ウォントン(リコー)、WTBホセア・サウマキ(キヤノン)、WTBセミシ・マシレワ(近鉄)も昨年に引き続きサンウルブズでプレーすることが決まった。
サンウルブズは1月14日より千葉県市原市で練習を始めるが、ワールドカップを控えコンディション調整も必要な日本代表の多くの選手は、最初のプレシーズン合宿は不参加となる。