第98回全国高校ラグビー大会は1月3日の準々決勝でベスト4が出そろい、2日後に実施される準決勝の組み合わせ抽選がおこなわれ、第1試合が大阪桐蔭(大阪第1)×流経大柏(千葉)、第2試合が東福岡(福岡)×桐蔭学園(神奈川)に決まった。
前回大会の準優勝チームである大阪桐蔭は悲願の花園初制覇を目指し、冬の大舞台で初めて4強入りした流経大柏は夏の全国7人制大会に続く2冠が視野に入ってきた。過去6回の優勝を誇る東福岡は2年ぶりの王座奪還へ向けて上昇ムード。そして、春のチャンピオンである桐蔭学園は8年ぶり2回目の花園制覇を狙うが、初優勝した第90回大会は決勝で東福岡と引き分け両校優勝となっており、その時の因縁の相手である東福岡との準決勝は初の単独優勝へ向けて大きな関門となる。