あす12月27日、第98回全国高校ラグビー大会が東大阪市・花園ラグビー場で開幕する。参加するのは47都道府県の予選を勝ち抜いた代表51校。27日、28日の2日間をかけてトーナメント方式で1回戦を行い、1月7日に決勝を迎える。
★12月27日の試合予定
10:30
開会式
12:00
玉島×旭川龍谷
和歌山工×岡谷工
12:30
土佐塾×青森北
13:20
熊本西×札幌山の手
大津緑洋×新潟工
13:50
新田×山形中央
14:40
鹿児島実×魚津工
京都成章×仙台育英
※11:30
U18女子15人制試合(第1G)
シード勢は12月30日の2回戦からの登場だが、今大会はノーシード校にも実力チームが多い。
四国大会覇者の土佐塾、全国4強3回にして5年連続出場の京都成章、その対戦校、仙台育英の戦いぶりには要注目だ。そろって初戦を迎える南北の北海道代表、北の旭川龍谷は39年ぶりの出場。
愛媛からは、古豪・新田が10年ぶりに花園の芝を踏む。新田は2年生主将のSO戒田慶都(かいだ・けいと)と、彼をがっちりとサポートするCTB村田大輔ら3年生たちのケミストリーが、大舞台でどんな試合を生むのか楽しみだ。
選手達が色とりどりのジャージーで顔をそろえる開会式の、会場にも注目だ。花園ラグビー場・第1グラウンドは、今年、ラグビーワールドカップのための改修を終え、新たに生まれ変わった(こけら落としは10月26日の日本代表vs世界選抜戦)。
改修工事期間は1年8か月。
座席、大型映像装置、ナイター照明、スタンドの増設、ロッカールームなどを改修(総工費72億6千万円!)、2万6544人収容のスタジアムとして生まれ変わった。(東花園駅方面から)正面に見える南側スタンドは大きく印象が変わった。場内にあるラグビーミュージアムも大幅にリニューアルされるなど、見どころいっぱいだ。
新しい花園で、高校生たちの冬のドラマを見届けよう。