来年のラグビーワールドカップ開幕戦で日本代表と対戦するロシア代表のPRワレリー・モロゾフが、イングランド最高峰リーグのプレミアシップに挑戦することが決まった。セール・シャークスが12月12日、契約を締結したと発表。24歳のルースヘッドプロップは、エニセイSTMから移籍となる。
身長190センチ、体重118キロのモロゾフは、先月24日にグロスターでおこなわれた日本代表とのテストマッチにも背番号1で先発し、ロシア代表として15キャップを持つ。
セール・シャークスにはロシア代表のチームメイトであるLOアンドレイ・オストリコフが在籍しており、モロゾフの能力の高さを聞いていたディレクター・オブ・ラグビーのスティーヴ・ダイアモンドは過去12か月間、モロゾフを注視していたという。
「彼は大きくて、ダイナミックで、スクラムに強く、スキルも兼ね備えている。フロントローでこれほどの選手はめったにいない」と、ダイアモンドは高く評価している。
モロゾフは1月2日にセール・シャークスに合流する予定。
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