ラグビーリパブリック

天理大が部史上3回目の3連覇。関西大学ラグビー

2018.11.24
全国の頂点も狙う3連覇達成の天理大。(撮影/松村真行)

スピードもパワーもある天理大。攻撃の幅は広い。(撮影/松村真行)

2位に入った立命館大。好選手も少なくない。(撮影/松村真行)
 関西大学ラグビーAリーグは11月24日、京都市の西京極陸上競技場で第7節第1日があり、天理大が70−12(前半14−12)で京都産業大を下し、3年連続10回目の優勝とリーグ戦3連覇を達成した。天理大は7戦全勝だった。3連覇は部史上3回目(以前に1973年〜1975年と2010年〜2012年/訂正しました!)の快挙になった。
 天理大は21−12の後半9分過ぎから約10分間を自陣ゴール前で釘付けになるも、粘り強いディフェンスで、京産大のスクラムとモールを凌ぎ切った。その後、こぼれ球を95メートルのロングドライブ。最後はマン・オブ・ザ・マッチに輝いたFL岡山仙治がインゴールに飛び込み、京産大の戦意をくじいた。
 天理大の小松節夫監督は笑顔を浮かべた。
「あそこはよく耐えてくれた。あの逆襲はすごかった。3連覇できてうれしい」
 京産大は勝てば20年ぶりの優勝だった。大西健監督は悔しさをにじませる。
「ラグビーは流れのスポーツ。トライを獲り切れなかったのが大きい」
 2位には立命館大が入った。この日、第1試合で関西学院大を45−22(前半17−12)で破り、5勝2敗。京産大と同星になったが、直接対決を制しているため(24−19)、2位が確定した。優勝の可能性があった京産大は3位になった。
 この上位3校は、同じ11月24日から始まった第55回大学選手権に出場する。
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