花園初出場を決めた桐生第一。霜村誠一監督(元 日本代表/ワイルドナイツ)就任4年目で悲願達成
(写真協力:桐生第一高校)
第98回全国高校ラグビー大会への出場をかけた予選は、11月23日に兵庫など4県で決勝がおこなわれ、聖地・花園に立つ全51校が出そろった。
兵庫では報徳学園が初の決勝進出を果たした神戸市立科学技術を67−10で降し、3年連続44回目の出場権を獲得。愛媛では新田が三島との熱戦に19−14で競り勝ち、10年ぶり45回目の大舞台に臨む。長崎では長崎北陽台が長崎南山とのライバル対決を48−5と圧倒し、2年ぶり17回目の出場決定。そして熊本では、熊本西が九州学院に26−17で勝ち、2年連続11回目の花園出場を決めた。
初出場は聖光学院(福島)と桐生第一(群馬)。早稲田実業は1936年度大会以来、82季ぶり(79大会ぶり)6回目の全国大会行き切符を獲得している。
前年度の王者である東海大大阪仰星は大阪第3地区決勝で常翔学園に敗れ、姿を消した。
春の全国高校選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)と、夏の7人制大会で初の全国制覇を遂げた流経大柏(千葉)は順調に予選を突破し、花園で今季2つ目のビッグタイトルを狙う。
組み合わせ抽選は12月1日におこなわれ、同27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する。
<2018年度 第98回全国高校ラグビー大会 出場校>
【北北海道】 旭川龍谷(39年ぶり3回目)
【南北海道】 札幌山の手(2年ぶり17回目)
【青森県】 青森北(8年連続20回目)
【岩手県】 黒沢尻工業(4年連続30回目)
【宮城県】 仙台育英(23年連続25回目)
【秋田県】 秋田中央(3年ぶり11回目)
【山形県】 山形中央(2年ぶり25回目)
【福島県】 聖光学院(初出場)
【茨城県】 茗溪学園(7年連続24回目)
【栃木県】 國學院栃木(19年連続24回目)
【群馬県】 桐生第一(初出場)
【埼玉県】 深谷(2年ぶり10回目)
【千葉県】 流経大柏(24年連続26回目)
【東京都1】 早稲田実業(82年ぶり6回目)
【東京都2】 本郷(8年ぶり10回目)
【神奈川県】 桐蔭学園(4年連続17回目)
【山梨県】 日川(13年連続48回目)
【長野県】 岡谷工業(2年ぶり30回目)
【新潟県】 新潟工業(15年連続43回目)
【富山県】 魚津工業(3年ぶり3回目)
【石川県】 日本航空石川(14年連続14回目)
【福井県】 若狭東(3年連続30回目)
【静岡県】 静岡聖光学院(3年ぶり5回目)
【愛知県】 中部大春日丘(6年連続8回目)
【岐阜県】 関商工(2年ぶり38回目)
【三重県】 朝明(7年連続9回目)
【滋賀県】 八幡工業(2年連続27回目)
【京都府】 京都成章(5年連続11回目)
【大阪府1】 大阪桐蔭(7年連続13回目)
【大阪府2】 大阪朝鮮(4年ぶり10回目)
【大阪府3】 常翔学園(4年連続37回目)
【兵庫県】 報徳学園(3年連続44回目)
【奈良県】 天理(3年ぶり63回目)
【和歌山県】 和歌山工業(4年連続24回目)
【鳥取県】 米子工業(2年ぶり8回目)
【島根県】 石見智翠館(28年連続28回目)
【岡山県】 玉島(2年ぶり2回目)
【広島県】 尾道(12年連続13回目)
【山口県】 大津緑洋(5年ぶり29回目)
【香川県】 高松北(5年連続13回目)
【徳島県】 城東(2年連続12回目)
【愛媛県】 新田(10年ぶり45回目)
【高知県】 土佐塾(7年連続18回目)
【福岡県】 東福岡(19年連続29回目)
【佐賀県】 佐賀工業(37年連続47回目)
【長崎県】 長崎北陽台(2年ぶり17回目)
【熊本県】 熊本西(2年連続11回目)
【大分県】 大分舞鶴(33年連続57回目)
【宮崎県】 高鍋(8年連続26回目)
【鹿児島県】 鹿児島実業(5年連続19回目)
【沖縄県】 名護(2年ぶり17回目)
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