ラグビーリパブリック

第98回全国高校大会兵庫県予選 報徳学園が3年連続44回目の出場を決める

2018.11.23

県大会優勝の表彰を受ける報徳学園の福西隼杜(はやと)主将

 第98回全国高校ラグビー大会の兵庫県決勝は11月23日、神戸市のユニバー記念競技場であり、報徳学園が神戸市立科学技術を67−10(前半26−5)で破り、3年連続44回目の本大会出場を決めた。
 報徳学園は前半開始72秒、相手ノックオンのこぼれ球を素早く展開。FB山田響が左中間インゴールに飛び込んだ。10月のユースオリンピックで銅メダリストとなった2年生エースの先制はチームを勢いづける。そのまま試合の主導権を渡さず、フォワードとバックスが一体となり、計11トライを奪取。科学技術に付け入る隙を与えなかった。
 大勝にも西條裕朗監督におごりはない。
「2つトライを獲られたのはよくなかった。こういうのを防がないと全国では勝てない」
 前回大会での8強を越えるためにも、反省を先に持ってきた。
 科学技術は0−14の前半14分、ラインアウトからライン際を使いLO江本春輝が5点を返すも、あとが続かなかった。2004年に神戸工と御影工が合併して創立。開校15年目にして初めての決勝進出に、森田晶司監督は選手たちを讃えた。
「2つのトライで意地は見せてくれた」
 第98回全国大会は12月27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。
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