2019年の日本行き切符獲得が目前となったカナダ
(Photo by Charlie Crowhurst – World Rugby/World Rugby via Getty Images)
カナダが9大会連続のラグビーワールドカップ出場に大きく近づいた。
フランスのマルセイユで開催されている世界最終予選(敗者復活予選/4チーム総当たり戦)は、現地時間11月17日に第2節の2試合がおこなわれ、初戦でケニアを圧倒したカナダは同じく白星発進のドイツと対戦し、29−10で勝利。カナダは2試合連続で4トライ以上挙げてボーナスポイントも獲得し、総勝点を10に伸ばした(勝点:勝利=4点、引き分け=2点、4トライ以上=BP1点、7点差以内の負け=BP1点)。
2位に浮上したのは香港だ。初戦でドイツに敗れたものの、第2節でケニアを42−17で下し、トライ量産によるボーナスポイントも加算して総勝点5としている。
残りは各1試合のため、1勝1敗で総勝点4のドイツと、0勝2敗(同0点)のケニアはラグビーワールドカップ2019への望みは絶たれた。
23日におこなわれるカナダ×香港の直接対決で、カナダは勝つか引き分けで十分、負けても7点差以内の敗戦ならばボーナスポイント獲得で9大会連続のワールドカップ出場が決まる。香港は相手にボーナスポイントを1点も与えず、自分たちは4トライ以上挙げて勝てば悲願の初出場となる。