高校ラグビーの激戦区・大阪府で、第98回全国高校大会出場をかけた予選決勝が11月18日におこなわれ、昨年度の日本一である東海大学付属大阪仰星は第3地区決勝で常翔学園に7−54で敗れ、全国への切符を逃した。常翔学園は4年連続37回目の出場となる。昨年度の冬の大舞台で準優勝だった大阪桐蔭は、第1地区決勝で大阪産業大学附属を74−14と圧倒し、7年連続の出場を決めている。第2地区では大阪朝鮮が同志社香里を38−12で下し、4年ぶりに切符を獲得した。
18日は神奈川県でも決勝がおこなわれ、春の全国高校選抜大会で優勝した桐蔭学園が慶應義塾を37−14で破り、花園で2冠目を狙う。
全国選抜大会でベスト4だった天理は、奈良県決勝でライバルの御所実業を20−5で下し、3年ぶり63回目の歓喜となった。
茨城の名門・茗溪学園は、決勝でつくば秀英を相手に62−0と完勝し、7年連続24回目の出場を決めた。
広島県代表は12年連続で尾道(決勝 vs 広島工業 62−7)。山口県大会決勝は大津緑洋が29−5で山口を倒し5年ぶりに全国で挑む。岡山県を制したのは玉島で2年ぶりの出場権獲得(決勝 vs 倉敷工業 21−14)。鳥取県大会は米子工業が倉吉総合産業に53−7で快勝し2年ぶりに花園行きを決めた。
11月23日に長崎県などで決勝がおこなわれ、第98回全国高校ラグビー大会に出場する51校が出そろう。