ヘッドコーチからは退くが、2年契約でディフェンスコーチとなったウマンガ
(Photo: Getty Images)
写真左がブルーズの新指揮官になるレオン・マクドナルド(Photo: Getty Images)
ブルーズとの契約延長を発表した5月の会見で、4季目となるスーパーラグビー2019での指揮に意欲を見せていたタナ・ウマンガだが、ヘッドコーチの座から退き、ディフェンスコーチに就任することが11月15日に同クラブから発表された。
15チーム中14位に終わった2018シーズン終了後、ブルーズとNZラグビーボードによって再検証がおこなわれ、コーチング役の再編が最善の策ということで意見が一致。2016年から指揮を執り、11位、9位、14位と結果を出せなかった元ニュージーランド代表主将のウマンガに替わって、当初はアタック担当のアシスタントコーチに就任する予定だったレオン・マクドナルドが新ヘッドコーチとなる。3年契約。
ウマンガは、「シーズン終わりのレビュー後、私の情熱はディフェンスコーチとしての新しい責任にあると思った。それが私にできるブルーズへの最大の貢献だと信じている。私はレオンを指揮官とする決定を支持し、レオン、トム(コベントリーFWコーチ)、私というコーチングチームは、2019シーズンへ向けてベストだと信じている」とコメントした。
40歳のマクドナルドはニュージーランド代表のユーティリティBKとして56キャップを獲得。5歳年上のウマンガと一緒にプレーし、2015年にはU20ニュージーランド代表のコーチとして共に働いたことがある。2017年にはかつて自身が選手として活躍したクルセイダーズでアシスタントコーチを務め、昨年と今年はタスマンで采配を振っていた。