2016年から昨季まで2シーズン、神戸製鋼コベルコスティーラーズで指揮したジム・マッケイが、レッズ(オーストラリア)のアタックコーチに就任した。2011年にレッズがスーパーラグビー初優勝を遂げたときのアシスタントコーチで、上位進出への攻撃力アップが期待されている。
レッズとは2年契約を結び、6年ぶりのプレーオフ進出、さらに、8年ぶりの王座奪還を目指して10月から始動する予定。レッズは2018年大会で13位に終わり、得点はブルーズに次いで389点(1試合平均:約24得点)と少なく、総トライ数はワースト3の49トライ(平均3トライ)だった。
「誇りと謙虚な気持ちを持ってバリーモア(レッズの本拠地)に戻る。レッズとは強い結びつきがあり、私は情熱に満ちている。ブラッド(ソーン ヘッドコーチ)と一緒に働くことを楽しみにしている」
そう意気込みを語ったマッケイは、オーストラリア代表のアシスタントコーチ、トンガ代表のテクニカルアドバイザーなども務めたことがあり、経験豊富。ジャパンラグビートップリーグで神戸製鋼を率いていたときは、2016年度:4位、2017年度:5位という成績だった。