ラグビーリパブリック

トヨタが「サントリー戦の悔しさ」忘れず1勝目 NECから勝点5を獲得

2018.09.09

前半31分、トライを挙げたトヨタのHO彦坂圭克(撮影:大泉謙也)

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この日も柔らなランニングを見せたトヨタのFBジオ・アプロン(撮影:大泉謙也)
 開幕節でディフェンディングチャンピオンのサントリーサンゴリアスを苦しめながらも土壇場で痛恨の逆転負けを喫したトヨタ自動車ヴェルブリッツだが、9月8日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれたトップリーグ第2節レッドカンファレンスで、NECグリーンロケッツを29−5で下し、今季1勝目を挙げた。NECは2連敗。
 「先週、サントリーにああいう負け方をして、メンタル的に少し落ちて、今週はそこを重点的にやった」とトヨタ自動車のジェイク・ホワイト監督。キャプテンのFL姫野和樹は試合前、「サントリー戦の悔しさを忘れるな」とチームメイトに言ってこの試合に臨んだ。
 トヨタ自動車は前半25分、FBジオ・アプロンの好走で敵陣22メートルライン内に入り、SOライオネル・クロニエがキックパスしたボールをWTBヘンリー ジェイミーがインゴール左隅で押さえ、先制した。31分にはHO彦坂圭克がタックルを破ってゴールラインを割り、12−0で折り返す。
 後半、しばらくスコアは動かなかったが、トヨタ自動車は55分(後半15分)、途中出場したばかりのSOクリントン・スワートが激しく相手にぶつかりながらもFBアプロンにつなぎ、快足でゲインした背番号15からWTBヘンリーへとボールは渡り、点差は広がった。
 この一連の流れで、NECのCTBマリティノ・ネマニが危険なプレーをしていたことが確認されシンビンとなり、64分にもNECは不当なプレーで2枚目のイエローカードを提示される。数的有利のトヨタ自動車は65分、スクラムから攻めて大外でロングパスをもらったWTB岡田優輝がゴールに持ち込み、点差が広がった。
 トヨタ自動車は守りも堅く、相手に許したトライは1本だけで、3トライ差をつけたためボーナスポイントも獲得している(総勝点6)。NECは総勝点1のまま。
 勝ったホワイト監督は、「今日はディフェンスも良くて、やるべきことが明確だった」とコメント。姫野キャプテンも「今日は真価が問われる試合だったが、いい内容だった。自分たちから仕掛けて、相手のペナルティを誘えた」と試合を振り返った。しかし、高い目標へ向けて反省点はあるようで、「でもまだまだスタンダードには満足していない」と語った。
 一方、敗れたNECのピーター・ラッセル ヘッドコーチは、「持っているものは出せたが、規律が大きく影響した。セットを乱してカウンターを防ぐことはできたが、ターンオーバーしたボールを大事に扱えなかった」と敗因を挙げた。
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