決勝でトライを挙げた18歳の平野優芽(撮影:出村謙知)
キャプテンとしてサクラセブンズを引っ張った中村知春(撮影:出村謙知)
インドネシアのジャカルタ、パレンバンで開催されてきた「第18回アジア競技大会」(Asian Games 2018)で、女子7人制ラグビー日本代表が金メダルを獲得した。
競技最終日の9月1日、大会側によるトーナメント方式の変更で準決勝の相手がタイからカザフスタンに変わるアクシデントがあったが、26−12で勝利。決勝は、前回大会のファイナルで悔し涙をのまされていた中国に挑み、前半5分すぎに平野優芽のトライと大黒田裕芽のコンバージョンが決まり、7−5で接戦を制した。
アジア競技大会で女子のラグビーがおこなわれるようになったのは2010大会からで、3大会目で、女子日本は初優勝を遂げた。
4連覇を狙った男子7人制ラグビー日本代表は惜しくも銀メダル。準決勝でスリランカに12−10で競り勝ち、決勝は3大会連続で香港との対戦に。リベンジに燃えていた香港が前半に2トライを挙げたのに対し、日本は無得点に終わり、0−14で敗れて、男女そろっての金メダルとはならなかった。
4年後のアジア競技大会は中国の杭州で開催される。
ベテランの坂井克行。準決勝では逆転につながる貴重なトライを挙げた(撮影:出村謙知)
ライバル香港との決勝に敗れた男子日本(撮影:出村謙知)
男子日本にとっては悔しい表彰式となった(撮影:出村謙知)