インドネシアの選手を振り切ろうとする小笹知美(撮影:出村謙知)
インドネシアのジャカルタ、パレンバンで開催中の「第18回アジア競技大会」(Asian Games 2018)で、7人制ラグビーが8月30日にキックオフとなり、日本は男子・女子とも初日2連勝、ダブルでの金メダル獲得へ向け好発進した。
大会4連覇を狙う男子日本は、プールBの初戦でインドネシアを92−0と圧倒し、第2戦ではマレーシアに47−0で勝利。競技2日目の31日におこなわれるプールステージ最終戦では中華台北と対戦する。
大会初優勝を目指す女子日本は、プールBの初戦でインドネシアに65−0で大勝し、第2戦ではカザフスタンに31−21で競り勝った。31日のプール最終戦ではタイと対戦する。
プール戦が終わったあとはノックアウトステージに進み、男女とも、31日には準々決勝もおこなわれる。準決勝、3位決定戦、決勝は9月1日。
インドネシア戦で力走する大石力也(撮影:出村謙知)
カザフスタン戦でトライを挙げた平野優芽(撮影:出村謙知)
<ラグビー男子日本代表 大会登録メンバー>
1.トゥキリ ロテ(近鉄) 2.ツポウ テビタ(パナソニック) 3.林大成(日本ラグビー協会) 4.大石力也(NEC) 5.副島亀里ララボウ ラティアナラ(コカ・コーラ) 6.小澤大(主将、日本ラグビー協会/トヨタ自動車) 7.坂井克行(豊田自動織機) 8.秦啓祐(NTTドコモ) 9.加納遼大(明治安田生命) 10.橋野皓介(キヤノン) 11.松井千士(サントリー) 12.本村直樹(ホンダ)
※ 当初メンバーに入っていた吉澤太一(コカ・コーラ)は負傷のため離脱。バックアップ選手だった秦啓祐(NTTドコモ)が大会登録メンバーに入った。
<男子組分け>
■プールA: 香港、中国、タイ、パキスタン
■プールB: 日本、マレーシア、中華台北、インドネシア
■プールC: 韓国、スリランカ、UAE、アフガニスタン
<ラグビー女子日本代表 大会登録メンバー>
1.中村知春(主将/ARUKAS) 2.谷口令子(ARUKAS) 3.バティヴァカロロ ライチェル海遥(立正大3年/ARUKAS) 4.大黒田裕芽(ARUKAS) 5.大竹風美子(日本体育大2年) 6.黒木理帆(立正大2年/ARUKAS) 7.小笹知美(北海道バーバリアンズディアナ) 8.長田いろは(立正大2年/ARUKAS) 9.立山由香里(日本体育大3年) 10.平野優芽(日本体育大1年) 11.桑井亜乃(ARUKAS) 12.田中笑伊(日本体育大1年)
<女子組分け>
■プールA: 中国、香港、シンガポール、韓国
■プールB: 日本、カザフスタン、タイ、インドネシア