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トップリーグ昇格の日野が補強 元NZ代表のブルーズ主将とベテランPR獲得

2018.07.30

今年のスーパーラグビーでブルーズをけん引したオーガスティン・プル(Photo: Getty Images)

 創部68年で日本最高峰リーグへの初昇格を果たし、1か月後に2018-19ジャパンラグビートップリーグの開幕を迎える日野レッドドルフィンズが、ニュージーランドのオークランドを拠点とするスーパーラグビーの名門チーム、ブルーズから2選手を獲得した。今年キャプテンを務めていたSHオーガスティン・プル(28歳)と、PRパウリアシ・マヌ(30歳)がレッドドルフィンズの選手層を厚くする。
 プルは2014年にニュージーランド代表“オールブラックス”に選ばれ、2キャップを獲得。2016年にはセブンズ代表としてリオデジャネイロ・オリンピックに出場した経験もある。
 日本でプレーすることを決め、「私と家族にとって大きな決断でしたが、昨年厳しい戦いを勝ち抜いた、大きな可能性を秘める日野レッドドルフィンズの一員となれる喜びを現在感じています。ピッチの中そして外においても、日野レッドドルフィンズがトップリーグの中で確固たる地位を築けるように貢献したいです」とコメントした。
 マヌはチーフス時代を含めてスーパーラグビー通算80試合以上に出場してきた経験豊富なプロップ。強力なスクラメイジャーであり、ボールキャリアーとしての評価も高い。
 日野からのオファーを「即決した」というマヌも、新天地の日本で、日野レッドドルフィンズの一員として、トップリーグで大暴れする準備を着々としている。

トンガ出身のパワフルなパウリアシ・マヌ。身長184センチ、体重115キロ(Photo: Getty Images)
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