ラグビーリパブリック

クルセイダーズの新鋭FWタウフアが骨折 スーパーラグビー決勝欠場へ

2018.07.30
スーパーラグビー準決勝で負傷し、フィールドから退くジョーダン・タウフア
(Photo: Getty Images)
 2年連続9回目のスーパーラグビー優勝を狙うクルセイダーズ(ニュージーランド)だが、8月4日に地元クライストチャーチでおこなわれるライオンズとの決勝には、今年ブレイクしたジョーダン・タウフアは負傷で出場できないことが明らかとなった。
 先週末の準決勝(ハリケーンズ戦)に背番号6をつけて先発したタウフアだが、腕を痛めて前半19分に交替。ニュージーランドのメディアによれば、骨折しており、手術が必要であることをクルセイダーズのスコット・ロバートソン ヘッドコーチも確認したという。
 タウフア本人は自身のツイッターやインスタグラムなどで、「残念ながら、フィールド上での私のシーズンは終わった。決勝で仲間たちと一緒にやり遂げることができなくなって本当にガッカリだが、大声で応援するよ」とコメントしている。
 26歳のパワフルなバックローであるタウフアは、今年5月にニュージーランド代表“オールブラックス”に初選出。フランス代表との試合を控えたトレーニング中にふくらはぎを痛め、まだテストキャップを獲得しておらず、8月18日から10月6日にかけておこなわれるラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)でのデビューが期待されていたが、こちらも厳しい状況となった。
 また、タウフアは今年度、ジャパンラグビートップリーグ昇格を目指す三菱重工相模原ダイナボアーズに加入する予定だったが、オールブラックスの活動に専念するという理由で、7月25日にダイナボアーズとの契約解消が同チームから発表されていた。
Exit mobile version