ウルグアイ戦で2トライ、ロシア戦とケニア戦でもトライを挙げたジョセファ・リリダム
(撮影:出村謙知)
サンフランシスコで開催された「ラグビーワールドカップ・セブンズ 2018」で15位に終わった男子セブンズ日本代表だが、ジョセファ・リリダムが世界のスターたちとともに同大会のドリームチームに選出された。
ほかの6人は、金メダルを獲得したニュージーランドのディラン・コリヤー、ジョー・ラヴォウヴォウ、準優勝だったイングランドのトム・ミッチェル主将、フィル・バージェス、ハリー・グロヴァー、そして8強入りしたフランスのタヴィテ・ヴェレンダム。
リリダムはフィジー出身の28歳。流通経済大学の4年生だった2014年にセブンズ日本代表に初選出され、ワールドセブンズシリーズは11試合経験している。NTTドコモレッドハリケーンズに所属。
大会前、「ラグビーワールドカップ・セブンズは、小さい頃から見ていたテレビの中だけの存在でしたが、出場が叶い、参加を夢見るだけであった者にとって、ハードワークと犠牲は報われることが証明されました。レジェンドやヒーローたちへの想いと、今の自分のようなラグビープレーヤーになりたいというモチベーションが、今回の私の出場につながっています」とコメントしていて、その大舞台で快足を存分に披露し、4トライを記録する活躍だった。
(写真はラグビーワールドカップ・セブンズの公式ツイッターから)